vol.4

今までとは違う視点・テーマで音楽をとらえて紹介します

実りの秋の食卓で聴きたくなる曲

空が澄み渡り広々と高くなる秋は、風に吹かれながら食事をしたくなる。
お気に入りのバスケットに詰めたのは、実りの秋の食材で作った料理。
ちょっとだけ冷やした赤ワインが食欲をそそる。

青空の下でいただく秋の味覚には、開放感のあるメロディーとパヴァロッティの声が ベストマッチ。「オ・ソレ・ミオ」は、休日の午後の食卓をゴージャスにしてくれる。

料理と赤ワインをさらに美味しくしてくれるのが澄みきった空気。味覚がクリアになるのは、美味しい空気のおかげ。
小鳥のさえずりのイントロに続いて2人の会話と楽しい曲調の歌が始まる「Amaling Along」。

ゆったりとした秋の食卓をおもいきり堪能することが、気持ちをリフレッシュさせ、明日への活力へとつながる。
(選曲:フルート講師:中美智子)




オ・ソレ・ミオ

オ・ソレ・ミオ

素晴らしい表現力と豊麗な美声、その歌声で世界中のファンを魅了し続ける、イタリアの名テノール、バヴァロッティ。オ・ソレ・ミオ~イタリア民謡集には、「オ・ソレ・ミオ」のほかに「帰れ、ソレントへ」「カタリ、カタリ」「フニクリ・フニクラ」など、日本でも広く親しまれている曲目が収録されている。

Amaling Along

Amaling Along

フジロック'08出演を含むジャパン・ツアーでは、昔からのファンはもちろん、駆けつけた聴衆をタイムトリップさせたジャネット・クラインのアルバム「ウーピー・ヘイ!ヘイ!」。「軽薄軽妙、これは、私たちにとって新しいスタイルよ」とジャネット。そしてイアン・ウィットコムが作曲した「Ambling Along」では、古き良きイギリスのミュージック・ホールが描かれている。