vol.7

今までとは違う視点・テーマで音楽をとらえて紹介します

今年たくさん聴いた曲

今年も数日で終わってしまう。
今年はどんな1年だっただろう……音楽でふり返ってみれば、真っ先に浮かぶのがJennifer Hudsonの「All dressed in love」。この曲を聴きながら出かける仕度をするのが大好きだった。化粧をして洋服を選んで着替えて・・・。恋人に会いに行かないとしても(本当はそれがベストなのかもしれないが)、 街を楽しく闊歩する姿が、出かける前から想像でき、テンションが高くなる1曲だった。

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一方テンポはまるで違うけど、しみじみとした気持ちにしてくれるのが、いきものがかりの「ありがとう」。
NHKの朝の連続ドラマが8時15分から8時に放映時間が変わったことで、毎朝見ることができるようになった。その記念すべき時間帯になって放映されたのが「ゲゲゲの女房」。慌ただしい朝の時間だけど、この15分はしっかり椅子に座ってテレビを見ていた。〝いきものがかり〟のしなやかな歌声がドラマにマッチ。知らず知らずの内に曲を覚え、カラオケの十八番となり、今年の忘年会で大活躍した1曲だった。
来年はどんな曲が生まれてくるのだろう。時代が変わっても音楽を愛する気持ちは変わらない。ありきたりな感想だけど、これは普遍だと思う。(選曲:エスプレシーボ)


White Christmas

All dressed in love

 アルバム「Sex and the city」のサウンドトラックからの1曲。Jennifer Hudsonのパワフルなヴォーカルが印象的な曲。新郎新婦入場や中座退場、乾杯などのシーンでよく使われ、明るく楽しく盛り上げてくれる。同アルバムの「All this bauty/The Weepies」「Labels or love/Fergie」もリクエストの多かった曲だ。

Happy Christmas

ありがとう

 いきものがかりのアルバム「ありがとう(Single,Maxi)」に収録されている。久しぶりの高視聴率で話題になった、NHK朝の連続ドラマ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌。愛する人とゆっくり一歩ずつ明日へ向かって歩いていく女性を描くドラマのために書き下ろされた1曲。新婦中座、手紙&贈呈のシーンでよく使用された。ゲゲゲの女房のフミエ役だった松下奈緒のピアノヴァージョンは、手紙朗読におすすめ。